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2026.09.23

MIICA INSIGHT #02 正解が一つではない問題を、どう考えるか。

 

MIICA INSIGHT #02

正解が一つではない問題を、どう考えるか。


MIICAの入試には、「クリエイティブテスト」というものがあります。

「絵を描く試験ですか?」

と質問をいただくことがあります。

でも、そうではありません。


たとえば、

「自分の中学校を3日間で有名にするためにSNSを運用するとしたら、1日目から3日目まで何を投稿しますか。」

「ボールペンを70歳以上の人たちに爆発的に売る企画を3つ考えてください。」

あるいは、一枚の抽象的なイラストを見て、

「これが映画のポスターだとしたら、どんなタイトルで、どんな物語だと思いますか。」

といった問題です。


どれにも、決まった正解はありません。

だからこそ、答えそのものだけを見ているわけではありません。

どんな視点から問題を見たのか。

どれだけ違う可能性を考えたのか。

その中から、なぜその答えを選んだのか。

そして、自分の考えをどのように相手へ伝えようとしたのか。

そうした「考え方」を見ています。


クリエイティブという言葉は、

「センスがある」

「絵が上手い」

「ものをつくるのが得意」

という意味だけで使われることがあります。

けれど、MIICAが考えるクリエイティブ思考は、それだけではありません。

一つの課題を、さまざまな角度から見る。

いくつもの可能性を考える。

そして、その時点で最もよいと思える答えを選び、形にする。

それもまた、クリエイティブな力です。


社会に出ると、正解が一つに決まっていない問題に数多く出会います。

どうすれば商品を知ってもらえるのか。

どうすれば人に伝わるのか。

何を変えれば、もっとよくなるのか。

意見の違う人たちと、どうすれば一つの方向へ進めるのか。

そこで必要になるのは、

「正解を知っていること」

だけではなく、

「自分で考えて、答えをつくること」

です。


MIICAのクリエイティブテストは、すでに完成した力だけを測るための試験ではありません。

今、どんな考え方をする人なのか。

どんなところに可能性があるのか。

そしてMIICAに入学したあと、どんな力をさらに伸ばしていけばよいのか。

それを知るためのものでもあります。


答えは、一つでなくていい。

大切なのは、

「なぜ、そう考えたのか」

を、自分なりの方法で示せることです。


社会では、与えられた正解を覚える力だけではなく、

まだ正解のない問いに向き合い、

考え、選び、形にする力も、

ますます大切になっていくのだと思います。


※クリエイティブテストは、自己推薦入試・一般入試で実施します。
校長推薦入試・専門家推薦入試では実施しません。
試験時間・出題数は入試区分によって異なります。
詳しくは以下のリンクから「募集要項」をご確認ください。
<募集要項はこちら>


【参考】

OECD
PISA 2022 Results(Volume 3)
Creative Minds, Creative Schools

OECDのPISA 2022では、15歳の生徒の「創造的思考」を、多様で独創的なアイデアを生み出し、アイデアを評価し、改善していく力として捉えています。


東京表現高等学院 MIICA